【産休中の1日】ママのタイムスケジュール実例と上手な時間の使い方

コラム

いよいよ始まる産休期間。「赤ちゃんを迎える準備もしなきゃ」「でも、今のうちにゆっくりもしておきたい」と、期待と少しの焦りが入り混じった気持ちでいる方も多いのではないでしょうか。自由な時間がたくさんあるようで、何から手をつければ良いか分からず、気づけば一日が終わっていた…なんてことも。この記事では、産休中の貴重な時間を有意義に過ごすための、具体的な1日のタイムスケジュールの実例や、上手な時間の使い方を詳しく解説します。

    • 産休中にタイムスケジュールを立てる3つの大きなメリット
    • 目的別!3パターンのリアルな1日のタイムスケジュール実例
    • 出産前の今だからこそ!「やっておくと良いこと」リスト
    • 無理なく、自分らしく過ごすための上手な時間管理のコツ

 

産休中にタイムスケジュールを立てるメリット

産休は「出産前にしっかり休養するための大切な期間」です。産休中は何をしよう、暇つぶしはどうしよう、と、ただ何となく過ごしてしまうと、気づけば1日が終わってしまった…ということも少なくありません。そこで役立つのが「タイムスケジュールを立てること」です。時間の流れを意識して過ごすことで、以下のようなメリットがあります。

  • 心身のリズムが整う:規則正しい生活は体調の安定につながり、出産に向けて体力を蓄えることができます。
  • 出産準備を無理なく進められる:日ごとにやることを分散できるため、焦らずスムーズに準備ができます。
  • 自分のやりたいことに時間を使える:趣味や勉強など、心を満たす活動にもしっかり時間を確保できます。

産休中のタイムスケジュール実例|何をする?暇つぶししてる?

  • 妊娠後期ママの1日の流れ(休養優先タイプ)
  • 出産準備を優先するスケジュール例(準備万端タイプ)
  • 趣味や勉強に時間を使うママの例(自己投資タイプ)

実際に産休中のママたちはどのように1日を過ごしているのでしょうか?ここでは、過ごし方の目的別に3つのタイムスケジュール実例をご紹介します。あなたの体調や気分に合わせて、良い部分を取り入れてみてください。

妊娠後期ママの1日の流れ(休養優先タイプ)

お腹が大きくなり、疲れやすくなる妊娠後期は、何よりも「無理をしないこと」が最優先です。この時期は、十分な休養を取りつつ、体調の良い時間に軽い家事や準備を進める、メリハリのあるスケジュールが理想的です。焦らず、自分の体の声に耳を傾けましょう。

時間 過ごし方の例 ポイント
8:00 起床、朝食 焦らずゆっくりと。朝日を浴びて体内時計をリセット。
9:00 軽い家事(洗濯、掃除など) 一度に全部やろうとせず、今日は「洗濯だけ」などと決める。
10:30 リラックスタイム or 軽い運動 ハーブティーを飲んだり、マタニティヨガや近所を散歩したりする。
12:00 昼食 栄養バランスを意識しつつ、簡単なものでOK。
13:00 お昼寝 この時期のお昼寝は必須!30分〜1時間程度で心身を回復。
15:00 フリータイム 読書をしたり、ベビー用品のリストを眺めたり、好きなことをする。
17:00 夕食の準備 時間をかけて、休みながらゆっくりと準備。
19:00 夕食、家族との時間 パートナーとの会話を楽しむ大切な時間。
21:00 バスタイム、リラックス ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、リラックス。
22:00 就寝 スマホは早めにオフ。質の良い睡眠を心がける。

出産準備を優先するスケジュール例(準備万端タイプ)

「動けるうちに、やるべきことは全部終わらせておきたい!」という準備万端タイプの方は、午前中の比較的体力がある時間帯にタスクを集中させるのが効率的です。ただし、頑張りすぎは禁物。午後はしっかり休む時間を確保しましょう。

私の場合はこのタイプでした。午前中に役所の手続きや買い物などを済ませ、午後はベビー服の水通しや入院バッグの最終チェックなど、家で座ってできる準備を進めていました。タスクが一つ終わるごとにリストにチェックを入れるのが、達成感があって楽しかったです。

このタイプのスケジュールは、計画的に物事を進めるのが好きな方に向いています。ただし、「計画通りに進まなくてもOK」という、心の余裕を持っておくことが大切です。

趣味や勉強に時間を使うママの例(自己投資タイプ)

産休は、まとまった自分の時間が取れる最後のチャンスと捉え、趣味や自己投資に時間を使うのも非常に有意義な過ごし方です。心が満たされることで、出産に対する前向きな気持ちも高まります。

例えば、育休復帰後やその先のキャリアを見据えて、オンラインで資格の勉強をしたり、ハンドメイドでベビーグッズを作ったりするのも素敵です。これまで時間がなくて読めなかった本を、心ゆくまで読破するのも産休ならではの贅沢な時間と言えるでしょう。こうした時間は、あなたの心を豊かにし、母親になる自分だけでなく、一人の女性としての自分も大切にする時間となります。

産休中のタイムスケジュールにおススメ|やっておくと良いことリスト

  • 出産・育児の準備をリスト化して進める
  • 自分のための健康管理と体力づくり
  • 心を満たすリラックス&エンタメ時間
  • 産後を見据えた情報収集と自己成長

産休は「出産前のラストチャンス」とも言われる貴重な時間です。具体的にどんなことをスケジュールに組み込むと良いか、カテゴリ別にリストアップしました。

【出産準備】

入院バッグの準備、ベビー服の水通し、ベビーベッドやチャイルドシートの設置、各種行政手続き(児童手当、健康保険など)の確認、内祝いのリストアップなど。

【健康管理】

マタニティヨガやストレッチ、天気の良い日のウォーキング、栄養バランスの取れた食事作り、歯医者の検診(産後はなかなか行けません!)。

【リラックス】

見たかった映画やドラマを一気見する、好きな音楽を聴く、友人とのんびりランチをする、美容院やマタニティ整体に行く、何もしないでぼーっとする。

【自己成長】

育児に関する本を読む、家計の見直しや保険の整理、育休明けのキャリアに関する情報収集、簡単な資格の勉強など。

これらすべてをやる必要はありません。この中から、今の自分が「やりたいな」と思えることをいくつかピックアップして、スケジュールに組み込んでみてください。

まとめ|産休中のタイムスケジュールは「頑張りすぎない」が基本

  • 産休中のタイムスケジュールは心身のリズムを整えるのに役立つ
  • 出産準備を計画的に進められ焦りを減らすことができる
  • 自分のための時間も確保でき心の余裕につながる
  • 妊娠後期は休養を最優先し無理のない計画を立てる
  • 体調の良い午前中にタスクを集中させ午後は休むのが効率的
  • 趣味や勉強など自己投資の時間に充てるのも有意義な過ごし方
  • 心の充実が出産への前向きな気持ちを育む
  • やっておくと良いことは出産準備・健康管理・リラックス・自己成長
  • 入院バッグの準備やベビー用品の整理は早めに着手する
  • 産後は行きにくい歯医者の検診は産休中がチャンス
  • 映画鑑賞や友人とのランチなど自分のための時間を大切にする
  • スケジュールはあくまで目安であり計画通りでなくても気にしない
  • 最も大切なのはママと赤ちゃんの心と体の健康
  • 自分に合ったペースでリラックスして過ごすことが一番
  • あなたらしい有意義な産休期間の過ごし方を見つけよう

 

この記事を書いた人

\私らしく働く幸せを/

~自分らしさを軸に、輪を広げ、和を紡ぐ~

「はたらくわ」という名称には、「輪」と「和」の両方の意味が込められています。「輪」は人々のつながりや結束を表し、「和」は調和や協調を意味します。
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